レポート

エレキット “工作×理科実験”シリーズ vol.1 「キャンドルハウスをつくって”電気”を体験しよう!」

先週の土曜日(12/17)に、同社屋内のファブラボ大宰府とコラボワークショップを開催しました。

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イギリスの物理・化学学者ファラデーは、クリスマスシーズンに子どもたちを呼んで科学講座を開催していたそうです。いまもなお、イギリスでは(日本でも)クリスマスレクチャーとして継続されています。
今回、エレキット版クリスマスレクチャーとして、初開催しました。

 

ワークショップは2段構成。
まずは、工作。レーザーカッターで切り抜いた型紙を組み立てて、LEDを使ったキャンドルハウスをつくりました。

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ゆらゆらと光るLEDで、クリスマスシーズンにピッタリのキャンドルハウスができました。

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休憩をはさんで、いよいよ次はクリスマスレクチャー。仲良くしていただいている学校の先生に、「そういえば、電気ってなんだっけ?」というテーマでレクチャーしていただきました。

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オリジナル風力発電キットで、発電します。

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つくったキャンドルハウスを、ひとつずつオリジナルのジオラマに差し込んでいきます。発電された電気をつかって、キャンドルハウスを光らせていきます。

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使用電力の様子は、このようにモニタリングされています。
※モニタリング装置は現在開発中のため、加工を加えています。詳しい内容が気になる方は今後開催予定のワークショップに是非お越しください

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全員がキャンドルハウスを差し込むと、発電量を超えて、「停電」しました。

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発電機の負荷も212.0%となっています。
※こちらも画像に加工を加えています

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このようなレクチャーを通して、こんなことをお伝えしました。
・いまつかっている電気は、「いま」発電所でつくられたものであること
・電気をつかうと、その瞬間、発電所は電気を生み出そうと「つらく」なっていること
・発電は、いろいろなエネルギーを、一度電気に変換する仕組みであるということ
・もとのエネルギーにも限りがあるし、電気に変換できる量にも限りがあること
・だから、一度につかう電気の量を減らしたり、資源を大切にしなければならないこと

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はじめての試みでしたが、参加者のみなさまからは、「5才の息子でも無理なく参加できる内容で大変楽しかったです」「とてもわかりやすく説明してくださり、とてもよかったです」「目の前で小さな街のジオラマで実際に見られたことで、よく分かりました。東京の計画停電のときを思い出し、朝や夕方などの電気の使い方なども考えていく必要を改めて感じました」などなど、好評をいただきました。一部バタバタしましたが、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

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