工作Tips

[工作Tips] アクリルの加工の話

 今回はアクリル板の加工についてのTipsです。
自作した基板がむき出しでは見映えが悪いので、透明や色付きのパネルを取り付けたり、自分で作った専用のケースに入れたりしたいときもあるが思います。そんな時に自らパネルを加工している方も多いと思います。
同じパネルでも塩ビ板だと加工もしやすいのですが、強度を考えると厚くしないといけません、しかし厚くすると透明度が下がってしまいます。そこで、アクリル板の登場なのですが、アクリルは割れやすく加工が難しい場合があります。そんなときに私が使っているテクニックを紹介してみます。

「穴をあける」
(1)まず、センターポンチなどで、穴をあける場所の中心に少しへこみをつくります。
(2)穴はドリルを使ってあけますが、ドリルはゆっくりゆっくり回すのがコツです。
(3)ドリルが逃げない程度に少し穴があいたら、機械油を数滴垂らします。油を差すと摩擦が減り、温度が下がるので、ドリルに削りカスが付きにくくなりドリルがスムーズに回ります。
(4)あとちょっとで貫通するという段階になったら、さらにゆっくり回します。その時にアクリル板が動かないようにしっかり支えておきましょう。
●アクリルを2枚重ねて穴あけすると、最後の貫通直前でバキッっと割れることが少なくなります。上が使用するパネルで下が使い捨てても良いパネルで、上下のパネルをしっかり固定するのがポイントです。
●大きな穴をあけたい場合は、まずヤスリが通る程度の穴をあけ、そこからセッセッと削って行きましょう。

「エッジの処理」
まっすぐ切るのはあまり難しくありません、Pカッター、アクリルカッターと言われているようなカッターを使って何度も何度もキズを付け、溝を深くして行き、最終的には折り取ればOKですが、問題はその切り取ったあとの端(エッジ)です。折り取ったあとはギザギザして見映えがよくありません。
PCut_1.jpg
そこでエッジを綺麗にするテクニックです。
(1) まずは粗めのヤスリでエッジを平らにします。幅の広いヤスリを使う方が平らにしやすいです。
(2) 次に細かい目のヤスリやサンドペーパーを使ってエッジをさらに平らします。この作業が最終的な仕上がりを左右しますので丁寧に平らにします。
(3) 最後に、歯磨き粉(研磨粒子材入りと書いてある方が良いようです)とキッチンペーパーを使ってエッジを磨きます。ちょっと濡らしながら作業します。
(4) 何度か歯磨き粉で磨くと、光沢や透明感のある綺麗なエッジになります。

PCut_3.jpg

とくに透明パネルでエッジが透明になると満足度もアップしますよ、是非挑戦してみてください。 ここで紹介したのは我流なので、アクリルの加工には他にももっと良いテクニックがあるかもしれません。もし、こんなテクニックを使っているという情報があれば是非教えてくださいね。

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