レポート

試行錯誤を楽しむFabWalkerプログラミングワークショップ

北九州イノベーションギャラリー(KIGS)にて「春のKIGSわくわくワークショップまつり」が開催されました。
当イベントは、九州各地で活躍されている「ものづくりのスペシャリスト」が集まり、子供たちに楽しく工作や体験をしていただくという大きなワークショップイベントです。

KIGS入り口の受付担当の方。がおー。

私たちELEKIT(イーケイジャパン)からは「ロボットプログラミングを学ぼう!」と題して、4足歩行ロボットFabWalkerのプログラミングを体験するワークショップを開催。
「FabWalker(ファブウォーカー)」は木の板をレーザーカッターで切り出したボディでできており、足を自由にクリップで付け替えて動きをプログラミングすることができる自律型ロボットのキットです。

FabWalker。この足にはペンを使っています。

さあ、ワークショップのはじまりです!

今回参加者の皆さんにはFabWalkerで「脱出ゲーム」にチャレンジしていただきます。
ミッションは3つあります。

  1. 直進せよ
  2. 障害物を乗り越えよ
  3. サークル内でLEDを光らせよ

ワークショップは50分間。果たしてこのミッションをクリアすることはできるのか…?

 

まずはプログラミングソフトの使い方を解説。
タッチパネル対応なので子供たちもすぐに使いこなせました!

 

ミッションにチャレンジ!

1.直進せよ

スタートラインから一直線に進んで、ゴールラインを超えたらクリアです。
このミッションを通して、プログラムの組み立て方やロボットへの転送方法など、FabWalkerの基本的な使い方を身に付けます。

ここは全員、難なくクリアしました。

2.障害物を乗り越えよ

ここはちょっと難しくなりますよ~。

「障害物を乗り越えよ」では3つ並んでいるコーンを避けて、その奥にあるコーンをタッチしたらクリアというミッション。
うまくカーブを描くように歩かせるのが難しそうですが、何回も試行錯誤を重ねていくにつれてだんだん綺麗な軌道を描くようになっていきます。

惜しい!左に逸れた!

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3.サークル内でLEDを光らせよ

最後の課題では、FabWalkerをサークル内で上手く止まらせるために歩数を調整し、最後にLEDを点灯させます。
動画でLEDはちょっと見えにくいですが、うまくサークル内でストップできています。すごい!!!

サークル内でうまく止まれた!

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「試行錯誤する」ということ

今回はFabWalkerを使って参加者の皆さんには3つのミッションにチャレンジしていただきました。
このワークショップではミッションをクリアするために様々な試行錯誤を行います。

試行錯誤するところとして、以下の3つが主なポイントとなります。

  • 思い通りの動作をさせるためにプログラムを何度も修正する
  • 床の滑り具合などを考慮して足に使う材料を選ぶ
  • 歩く歩幅やスピードを調整することで安定した歩行を実現する

このように、試行錯誤するところは実はプログラミングの部分だけではないのです。
例えば、下の動画を見てみましょう。

倒れちゃった!

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このように、FabWalkerの足が長かったり歩幅が広かったりすると、バランスを崩して倒れてしまうことがあります。
こんなときに「どうすれば倒れずに歩けるだろう…?」「足の素材を変えてみようかな…?」「足の長さを短くしたらどうなるかな…?」といろんなことを考えながら、より良くすることを目標として正解がわからない中でも試行錯誤を繰り返します。

 

何回もプログラムを書き換えてはFabWalkerを歩かせるの繰り返し。
「ここで旋回して前進したらコーンの横まで行くから…」とイメージしながら改良を重ねます。

 

「この素材だったらどうなるだろう…?」と考えながら足の材料を選びます。

 

割り箸を足の材料に選んで、FabWalkerに取り付けています。

「こんなプログラムを作ったら正解です」というような答えはこのワークショップにはありません。
しかし、正解がなくても子供たちはミッションをクリアするためにどんなことをすればいいのかを論理的に考え、夢中になって試行錯誤に取り組んでくれました。
一番最初に書き込んだプログラムは思い通りに動かなくても、何度も繰り返し修正をすることで少しずつ美しい軌道を描いて歩くようになっていく様子が強く印象に残っています。

足の素材や長さが違ったり、床が滑りやすかったり、歩幅やスピードが変わったりと、このFabWalkerのワークショップは不確実性の高いものが少なくありません。
FabWalkerを自分が望むように動かすために、次々と出てくる問題点をどうやって解決していくか、自分で考えながら試行錯誤していく、これこそまさに「プログラミング的思考」を学ぶということなのではないでしょうか。

 

このように、ELEKITのワークショップや組み立てキットには工作を通して「ものづくりの基本」、「プログラミング的思考」、「試行錯誤の体験」などを楽しく学ぶことができる要素がいっぱい詰まっております。

株式会社イーケイジャパン(ELEKIT)はロボットや電子工作の工作教室/イベントのご依頼をいつでもお待ちしております。
「うちでもFabWalkerを使ってワークショップできるかな…?」とお考えの方、ぜひお気軽にお問い合わせください!

[工作教室/イベントに関するお問い合わせ]

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