開発よもやま話

[開発よもやま話] 開発の道具、今昔ものがたり!

 エレキットの開発時には、色々な道具を使用して行います。
最近はパソコンの普及で、設計に関わる大部分がパソコンで行えるようになりました。私が入社した20数年前は、今のようなWindowsはありませんでした。(Windows2.1ってのがありましたが・・・)今のようにパソコンで設計するためのソフトウエアも少なく、色々なことを手作業で行っていました。

・図面作成
昔は「ドラフター」という製図専用のテーブルに紙を置いて手描きで図面を描いていました。途中で間違ってしまうと消しゴムで消すのですが、消さなくてもいい線まで消してしまって、最初から描き直し!なんてこともありました。その後コンピューターで製図ができるCAD(Computer Aided Design)システムが登場し、図面の作成や修正が簡単に行えるようになり、すごく感動したのをおぼえてます。最近では3次元(3D)CADを使って立体的に図面を描くこともでき、できあがった時のイメージや部品同士がうまく取り付けられるかなどを確認しながら設計できるようになりました。

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手描きの図面           CADで作成した図面   3次元CADで作成した図面

・基板の設計
基板を設計する時にも以前は黒いテープを方眼フィルムに手で貼って作っていました。細かい部分もきれいに作れるように、実際のサイズより2倍の大きさで貼ります。これも途中で間違えてしまうと貼ったテープをはがして再度貼り直しとなり、泣きたくなってしまいます・・・。できあがった方眼フィルムは暗室に行きデザインスコープという幅1m×高さ1m×奥行き1mくらいのスゴく大きなカメラのような装置で実際のサイズのフィルムを作って試作基板作りを行っていました。今では、コンピューターで配線し基板のデータを作ります。基板の試作もレーザープリンターでフィルムにプリントアウトするだけ!とっても便利になったもんだ!

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テープを貼って作った基板のパターン図          コンピューターで作図した基板図

設計に使用する道具は日々進化していて大変便利になりました。しかし、昔からある道具でも、使い慣れていて新しいものより使いやすいものもあります。そんな道具はメンテナンスしながら、まだまだ現役で活躍しています。

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年季の入った信号発生器
いまだ現役です!

新しいものも古いものも、使い勝手がいいように工夫しながら使ってこそ、道具が活きてくるのだと思います。

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