工作Tips

[工作Tips] あまり使わないけど、あると便利な道具たち

 最近発売された実用ユニット基板キットに、「ミニ・アンプ」や「ミドル・アンプ」など、ケースに組み込んで使用するキットがあります。はんだ付けだけでなく自分でケース加工をして組み込み、オリジナルの電子機器を作成することも電子工作の楽しみ方のひとつではないでしょうか。
そこで、ケースを加工するときに使用する道具に「ドリル」があります。ドリルとヤスリなどがあれば大概のケース加工はできますが、使ってみるとけっこう便利な道具があります。今回はそれらの道具を紹介しましょう。

●穴をあける道具
・シャーシパンチ
ドリルでは開けることができないような大きな穴をあけるときに使用します。
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・テーパーリーマ
これも大きな穴を開けるときに使用しますが、開ける穴のサイズの微調整ができます。
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・ピンバイス
これは精密ドライバーのように持って穴を開ける道具です。
ドリルで穴を開け忘れたときなど、ちょっとした穴を開けたいときに重宝します。
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●金属を切断する道具
・ハンドニブラ
金属をはさんで、少しずつ切り取りながら切断していきます。
四角い穴を開けるときなどにも活躍します。
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●ネジを作る道具
・タップ
穴にネジ山を作る道具です。タップハンドルに取り付けて使います。
穴にネジ山を作っておけば、ビス止めするときにナットを使わなくて済みますから、組み立てが楽に行えたりします。
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・ダイス
タップとは逆に、金属の棒などにネジ山を作る道具です。
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●ケースをキレイに仕上げる道具
・インスタントレタリングと固定スプレーケースに組み込んだあと、スイッチなどがどのような機能を持っているのかを表示しておかないと、誰もが使用できるものにはなりません。そこでインスタントレタリング(インレタと略します)を使用します。インレタには色々な文字や記号などがシールのようになっていて、擦って転写します。そのままでははがれやすかったりしますので、固定スプレーを吹き付けておきます。
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このように、ふだんは使わないけれどもあると便利な道具がたくさんあります。パーツショップや工具メーカーのWEBサイトを見て回ると、見たこともないような色々な道具があっておもしろいですよ!

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