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学校教材を考える

営業のTAKAです。

 一般の方はあまりご存知ないでしょうが、エレキットの商品は全国の小・中・高・大学の教材として多く使われています。

特に今年は、10年ぶりに「新学習指導要領」が改定されるとのことで、教材関係者は文部科学省の発表に注目していました。全体的には、「ゆとり教育」からの反省からか、授業時間数の増加に繋がりました。 但し、「技術科」の授業時間数は変更がなく、減ってもいないし増えてもいません。そのかわりに、学校現場では教える内容が多岐に渡ることとなるために、今後は教えて行く教材の内容が問われます。

小・中・高の3人の子を持つ私としても、今後の教育の在り方については気になるところです。「技術大国日本」「ものづくり大国日本」と言われていた頃が、懐かしくも思えるほど、最近の子供達は大人も含めて「ものづくり」をしなくなりました。

 全国で工作教室を展開していますが、工具の使い方も知らない子供達もいます。手を動かしながら、考えながら工具の使い方を学び、便利な工具も使い方によっては危ない凶器に変わることも教えなくてはいけません。

「ものづくり」を子供達がしなくなったのではなくて、大人たちがさせていない!のです。 危ないからと言って、工具を使わせない、なんでも簡単な物で済ませてしまう。

エレキットは敢えて、面倒な時間のかかる「キット作り」をしています。教育現場でも多く使われているエレキットとしては、どこよりも「ものづくり」を真剣に考える企業でありたいと思っています。

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