製品レビュー

なつかしのエレキットシリーズVol. 3 「ビブラートオルガン BC-271」

新商品のネタ探しを続ける毎日です。ガラガラ引っ掻き回して社内を物色していると、目に留まりました、オルガンです。
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このオルガンは、なんと「1 IC + 2 TR」で機能します、つまりIC(NANDのIC)1個と、トランジスタ2個でオルガンになります。
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それなのに2オークターブの音域です。しかも、ビブラートに切り替えることができます。
リードペンで鍵盤をタッチして演奏するあたりが電子工作っぽく、いい感じです。
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ちなみに、パッケージの少年ははんだごてを握っていると思っていましたが、どうやらリードペンのようですね。
いまどきの少年なら、流行りのPPAP風に、「ビブラートオルガンリードペーン♪」と口ずさんでいるに違いありません。
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回路的には「発振回路」のキホンのだけでできています。キホンで遊ぶキットなので、エレホビーではブルーケースシリーズに分けられていたようです。抵抗とコンデンサーの値を切り替えて音階を変化させます。
いまどきは、マイクロコントローラーを使った機能盛りだくさんの電子音オルガン以外は皆無だと思いますが、シンプルな回路の方が電気のしくみを実感できそうですね。

One thought on “なつかしのエレキットシリーズVol. 3 「ビブラートオルガン BC-271」

  1. このキットは組み立てましたよ。
    ビブラートがついているとこがミソでした。
    回路図はよく覚えてないのですが、CMOSのNANDでマルチバイブレータとLFO(もどき?)でオシレータを構成してて、トランジスタはスピーカをドライブしてるだけじゃなかったかな?

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