まいど、開発部のジョドーです。
先日、バックヤードに部品を探しに行った時、私にとっては懐かしいモノを発見してしまったので、今回はコレについて書きたいと思います。
唐突ですが、コレ↓何だか、わかりますか?
ICも見え隠れしていますが、配線だけが目立って、なんだか配線のお化けみたいですよね ~。
実はコレ、「音木箱(おときばこと読みます)」を開発した時の試作基板なんです。
まだ、「音木箱」なんて名前もなくって、こんな事ができたらおもしろいし、好きな曲がオルゴールになったら楽しいんじゃないか・・・?ということで、試作した基板です。他の人に自分のアイデアを伝える手法は色々ありますが、やっぱり実物を見てもらうのが一番わかりやすいのではないか、って事で社内にある部品をかき集めて原理的なモデルを作って見てもらったのです。結果は・・・、上々で見事に商品化する事が出来たのでした。
最終的には小さく取り扱いがしやすい大きさになるんですけど、最初はこんなに配線だらけのモノを作ったりしてることもあるんですよ。
配線自体はとてもめんどくさいんですが、自分が思い描いてることを形にしていくので、結構楽しい時間だったりもするんですよね~。
コレ↑が製品化した最終的な形です。
ずいぶんすっきりしましたが、エレキットなので、音を読み込む仕組みのところなんかは、ちゃんと見ることができるようにこだわってます。
バックヤードで懐かしいモノを見つけ、ふとその時の思いがよみがえったので、ブログに書いてみました。
また、何か見つけた時はココで紹介したいと思います。
これからも、みなさんに楽しんでもらえるモノを開発しなければ・・・。