みなさん、こんにちは!
日に日に寒さが増してきましたね。気づけば12月に入り、今年も残り1ヶ月。クリスマスやお正月も近づいてきました。
クリスマスのプレゼントや年末年始のお休みにエレキットの工作キットはいかがですか?
今回は11月に発売した新製品の『エアロレーサー(JS-7909)』をご紹介します!
エアロレーサーにはモーターや乾電池などの電源は必要ありません!タンクにためた空気がエネルギーの、と~ってもエコなクルマです。
その秘密は圧縮空気エンジン。ポンプでエアタンクに空気をためて圧縮していきます。
その圧縮した空気でエンジンのピストンを動かしてタイヤが回転。すごい勢いで爆走します!
かつて圧縮空気で動くアイテムには、エアエンジンカー(JS-7905)がありました。
※2023年 生産完了品
エアエンジンカーは、いかにも「メカ」というフォルムでしたが、今回のエアロレーサーは丸みを帯びたボディで「近未来」をイメージしたデザインにしました。
エアエンジンカーはチューブやピストンなどがたくさんあり、組み立てが大変という声も。ちょっとでも間違えると空気がもれてうまく走らないという、難易度の高いアイテムでした。
しかし、今回のエアロレーサーは空気が通る部分をシンプルな構造にすることで、組み立ての難易度をグッと下げることに成功。エアエンジンカーよりも簡単に組み立てることができます!
ここで、エアロレーサーのエンジン部分をちょっと解説します。
エアロレーサーはシンプルな構造ですが、エンジンが動くしくみは、なんとガソリンで走る本物の自動車と同じです。
ガソリンで動く自動車はエンジンの中でガソリンを燃やし、その爆発力でピストンを押し下げます。
そのピストンの動きを回転する動きに変えてタイヤが回ります。
一方、エアロレーサーでは、まず右のピストンで左の青いエアタンクに空気をためます。真ん中下部の白い部分が圧縮空気エンジンですが、圧縮された空気がピストンを押し下げ、そのピストンの動きを回転する力に変えてタイヤを回します。
ガソリン自動車とはエネルギーが違いますが、ピストンを動かしてその力をタイヤの動く力に変えているという点では全く同じなのです。そのため、エアロレーサーが動くときには本物の自動車と同じような音を出しながら走っていきます。
エアロレーサーの商品紹介ページにある動画をチェックして、ぜひそのエンジン音や動いている様子をご覧ください。
エアロレーサー商品ページ
エアロレーサーの空気の流れをコントロールしているのが、『バルブ』という部品です。
とても小さいですが、重要な部品です。エアタンクやピストンなどに取り付けられ、空気がもれないようにする役割や、圧縮された空気が逆流しないような役割を果たします。
エアロレーサーの圧縮空気エンジンのしくみは、こちらのページで解説していますのでぜひご覧いただき、バルブの役割なども見てみてくださいね。
エアロレーサーが動くしくみ
※小さいけど、とても重要なエアロレーサーの「バルブ」
シンプルでスマートなデザインですが、いろいろな技術が集約されたエアロレーサーをよろしくお願いします!