プログラミング教育 レポート

PIECEを使ったプログラミング授業を行いました!

みなさん、こんにちは。

7月9日に福岡県飯塚市立飯塚小学校でプログラミング教室を実施しました。この授業は、2022年より始まったもので、今年で4年目になります。今回は2年生の39名の児童が弊社の「PIECE」を使ったプログラミング授業を体験しました。当日は飯塚片島まちづくり協議会、九工大情報教育支援士の皆様にもお手伝い頂きました。

PIECEは単機能の電子ブロックをつないで1つの目的の装置をつくることができるものです。例えば入力ブロックにボタン、出力にライトをつなげば、ボタンを押すと光る装置に、入力を音センサーに代えれば音に反応して光る装置になるといった具合です。

授業では、「テーブルに置いている読みかけの本を持っていかれそうになったら知らせてくれる装置をつくろう」といったお題を出します。子供たちは何のセンサーを使ったら「本が持って行かれた」ことが分かるだろうか、どの出力をつかえば「知らせる」ことができるだろうかと考えて、ブロックをつないで試行錯誤して装置をつくることになります。

お題をだんだん難しくして、課題解決の手段について考える部分を増やしていきます。最初のうちは周囲の様子を見ながら先生の指示を待って操作していましたが、後半には難しいお題にも積極的に取り組み、オリジナルの装置をどんどん作り出していました。

実は今回このPIECEの授業を受けた2年生の児童は2回目のPIECEの授業です。昨年、1年生のときにも同じPIECEを使った授業を行っています。1年生のときはPIECEを体験するだけで精一杯といった様子でしたが、今回は内容をさらに発展させ、45分×2コマの授業に挑戦してもらいました。

すでに使い方を覚えていたこともあり、子供たちは自由な発想でさまざまな装置を作り上げました。例えば、明るくなっても、ボタンを押されてもどちらでも反応する装置や、音で知らせるだけでなく声も同時に再生して知らせる装置など、1年生のときよりもはるかにレベルの高い装置を作っていました。そして、自分で作り上げた装置の開発ストーリーを一所懸命先生たちに教えてくれます。論理的な思考を通じて、自分なりに課題を解決しようとしている様子が伝わり、非常に感心しました。

授業後には「もっと作りたい!」「持って帰りたい!」といった声も上がり、とても好評でした。
今後も、子供たちの成長に寄与できるような商品開発や教育支援の機会を積極的に提供していきたいと、強く感じた一日でした。

 

 

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