こんにちは。開発「M」です。すっかり寒い毎日です。
突然ですが私はかなり目が悪いので、起きて行動している間中メガネを掛けています。つい最近のことですが、メガネを新調しました。ところがこの新メガネは痛いのです。どのように痛いかというと、メガネと鼻があたる部品が夕方には赤くなるくらい痛いのです。これまでそんなことはなかったので、その部分の部品(名前が分かりません)をよーーく観察してみると・・・
写真で示した辺りに、うっすらと「バリ」があることを発見!!この「バリ」がお肌と擦れるのが痛い原因のようです。
「バリ」とはプラスチックの余分な出っぱりの部分のことで、大抵の場合は薄くて鋭利になります。「バリ」はプラスチック部品の製造工程にはつきもので、「バリ」があると、部品のはめ合い具合がおかしくなって動かなかったり、うまく組み合わせられなくなっりするので、製造段階で「バリ」が出ないように工夫したり、製造したあとで、手作業で「バリ」を取り除いたりします。「バリ取り」とか「バリ処理」と言い、この「バリ処理」で機能的に動くようします。逆に言うと機能的に動く程度までしかバリ処理はされていないのが一般的です。
だから、プラモデルやフィギュアなどの組み立て式の商品を買ってきた場合は、自分でさらに丁寧に「バリ処理」することで、可動部分では動きがよりスムーズになったり、表面の見栄えが全く変わってきますのでお勧めです。
今回のように皮膚に直接触れるような部品は「バリ」に特に気を付けるものですので、今回はたまたま「バリ」がついたままだったのかもしれませし、私の鼻の形(?)と合わなかったのかもしれませが、今回は良い勉強と思い、自分でバリ処理をして問題解決です。痛くなくなりました。
エレキットの商品開発にも関係する「バリ」について思いを新たにするできごとでした。