久しぶりの開発「M」です。
本日は、社内工作教室の講師を務めました。今回は「おとかえるくん」です。光センサで音階と音量を変化させて楽しく演奏気分に浸れるスグレものです。ちょっと音階が狭いのが難点ですが、基板に触らずに音階が変化するので、ちょっとテルミンで演奏するのに似ています。
今はテルミンといえば知っている人も多いのですが、開発当時はテルミンを知っている人が少なく、「これテルミンみたいでしょ?」と言っても「はぁ?」と言われてずいぶん悲しい思いをしました。そんな思い出に浸りながらの工作教室です。
最近は、工作だけでなくいろんな体験や経験をして欲しいと思って工作を始める前の時間に、簡単なうんちくや実験をやっています。その実験道具の準備を前日までに人数分作ったりするのですが、直前に参加人数が増えて、実験道具の準備に大わらわでした。
でもそんな苦労も、子供たちが実験をやって楽しんだり納得したりする顔をみれば吹き飛んでしまいます。今回も子供の顔が実験中はキラキラと輝いていたので、きっと好評だったにちがいありません。
そして本番のおとかえるくんですが、全員問題なく完成!完成後はお約束のように、あちこちでピーーーーー音、ピロピロ・・・・音の鳴りまくり。みんな黙々と初めての演奏方法に試行錯誤していました。演奏にせよ、工作にせよ、プログラミングにせよ自分で創作する瞬間の顔ってとても輝くんですよね。その輝きから次回の工作教室へのエネルギーをもらえた楽しい一日でした。