大人気ロボットのフォロ、みなさんもう組み立てましたか?
フォロの目は青く光りますよね。
今回はフォロの目を違う色に光らせたいなーと思ったので、その改造記録です。
状況確認
まず、フォロの基板を見てみましょう。
基板はこんな感じになっていて、左右にチップ型のLEDが2つついてます。(この画像だと、片方は既に外してあります)
このチップ型LEDは、電源をつないでみると青く光りますので、目であることが分かります。
POINT
チップ型LEDを交換するにあたり、考えることが2つあります。
1. サイズ
こういう部品は基本的にサイズの規格が決まっていて、
5050(5mm×5mm)とか、3528(3.5mm×2.8mm)とか、メジャーなものは7種類くらいです。
実際にLEDのサイズを測れば大体分かります。
今回は多分3528だろう…ということで進めていきます。
2. 電気的な仕様
一口にLEDといっても、色々な仕様があります。
が、こういった基板に使われるLEDは大体以下の2種類です。
白・青・電球色
…3V~3.7Vくらいの電圧を掛けるタイプ
赤・黄・緑
…2Vくらいの電圧を掛けるタイプ
詳しいところは、そのLEDのデータシートを見たほうが良いです。
例えばエレキットの青色LEDだと、こんな感じ。
順方向電圧:3.4V(20mA時typ.)
絶対最大定格電流:30mA
とはいえ、余程大きな電圧をかけない限りは爆発したりしないので、ざっくりいきましょう。
今回は青から白に変えるので、特に細かい事は考えずにやってみます。
使うLEDは、もちろんエレキットのLED!
チップ型LEDを取り外す
チップ型LEDは、両サイドにはんだ付けされています。
片方だけ外そうとしてもうまくいかないので、両方を同時に温めて溶かす必要があります。
つまり、はんだごての二刀流です。
左右にはんだごてを持ち、一気に温めて溶かし、LEDをずらして取ります。
このとき、周りのパーツが溶けないように気をつけて。
やってみると、案外簡単です。
LEDを載せ替える
いわゆるチップ部品のはんだ付けです。
色んな流派がありますが、私は「両方とも予備はんだして、ピンセットで部品を抑えて、片方ずつはんだ付け」します。
ここは残念ながら動画を撮っていませんが、練習したい方はぜひこちらのセットをオススメします。
点灯チェック
実際の様子を見てみましょう。
カメラで撮影すると青っぽく見えますが、白のLEDがちゃんと取り付け・点灯できました!
で、ここからが本題です。
今回はハロウィン仕様にしたいので、最終的に目がオレンジ色になるようにします。
とはいえ、オレンジ色のLEDなんてそう簡単に手に入らないので…色を塗りました!
フォロの目の内側を塗る
使うのはコチラ。タミヤさんのアクリル塗料!
フォロの目の内側には白いシールを貼ってあるので、そのシールの上からペタペタ塗っていきます。
これだけだと目が丸いままなので、黒い厚紙を△に切って、透明パネルの内側に貼ります。
すると…
できた!オレンジ色に光りました!!
あとは100円ショップで調達した衣装や装飾をつけて、スモークを炊いて、じゃん。
ハロウィン仕様のフォロが完成です!
実物は10月28日のおおさかホビーフェスで展示しますので、お近くの方はぜひお越しください。
お待ちしてまーす。