レポート

「ふくおか都市圏Kidsジョブチャレンジ2025in筑紫」に参加しました!

みなさん、こんにちは。

8/23-24に福岡都市圏広域行政推進協議会が主催する「ふくおか都市圏Kidsジョブチャレンジ2025in 筑紫」に参加させて頂きました。
このイベントは福岡県内の17市町村で構成される福岡都市圏に住む子供たちを対象に、さまざまな職業をリアルに体験してもらう取り組みです。令和4年から地区持ち回りで開催されており、今回は弊社が所在する筑紫地区での開催という事もあり、お声掛け頂きました。

おしごと体験の仕組み

今回のイベントには、38の事業者が参加。各事業者が独自の職業体験プログラムを実施し、参加した子どもたちはその“お給料”として模擬紙幣を受け取ります。その紙幣は、登録された地域の協力店舗で実際に使える仕組みになっており、子どもたちが「働くことで対価を得る」ことを学ぶ貴重な場となっています。
この活動は、子どもたちに金銭教育の一環としてお金の価値を伝えるとともに、将来の職業選択のきっかけづくりや、地域経済の活性化にも貢献することを目的としています。

エレキットのお仕事体験内容

弊社では、福岡県太宰府市の社屋を活用し、以下の2つの職業体験を実施しました。
・ロボットプログラミングとQC(品質管理)体験
 ・はんだ付けおしごと体験
2日間で、延べ170名の子どもたちにご参加いただきました。

【1】ロボットプログラミングとQC(品質管理)体験

1階ロビーで、小学校低学年の児童を対象に実施しました。子どもたちには、完成したロボットが想定通りに動作するかどうかを検査する「品質管理」の仕事を体験してもらいました。

体験用ロボットには、赤外線センサー・スピーカー・ドットマトリクスLED表示器を搭載し、自由にプログラムできるプログラミング・フォロ・スピークを使用し、検査シートに沿って各機能が正常に動作するかを確認していきます。


最初は「ロボットの検査なんて自分にできるかな…」と不安げな表情を浮かべる子もいましたが、作業を進めるうちに徐々に操作にも慣れ、自分で作成した「棒を倒すプログラム」の動作チェックでは、検査の事を忘れて、すっかり熱中する姿も見られました。

体験の最後には、検査シートに合否判定を記入してもらい、おしごと体験は終了。皆、最初の緊張した表情からは想像できないほどの笑顔で体験を終えることができました。品質管理という仕事を、楽しみながらしっかり学んでもらえたように感じます。

【2】はんだ付けのおしごと体験

2階のワークショップスペースでは、小学校高学年の児童を対象に「はんだ付け体験」を実施しました。
身の回りの電子機器のほとんどには電子回路が搭載されており、それを構成する電子部品は「はんだ付け」によって組み立てられています。このはんだ付け作業は、製品の品質を左右する重要な工程です。今回は、エレキット「オルゴールごまⅡ」を用い、子どもたちに実際のはんだ付けを体験してもらいました。

まずは講師による実演を通して、部品を基板に取り付ける様子を見学。部品がしっかり基板にくっついた瞬間には、「うわ〜、くっついた!」「きれいについたね!」といった歓声も上がりました。

その後、子どもたち自身がはんだ付けに挑戦。初めて体験する子が多かったこともあり、最初は慎重な手つきでしたが、すぐに慣れ、夢中で部品を取り付けていきました。LEDやトランジスタなど、向きに注意が必要な部品や、ショートしやすい箇所にも苦戦しつつ、楽しみながら作業を進める様子が印象的でした。
「あ~、ショートした!なおせるかな?」「これ、うまくはんだ付けできてるかな?」などの声が飛び交いつつも、みんな無事に組み立てることができました。

完成後には、組み立てた「オルゴールごまⅡ」が正しく回転し、メロディが鳴ることを確認してもらい、品質チェックの工程までしっかり体験してもらいました。

「働くこと」の意味を実感

体験を終えた子どもたちは、最後に「お給料(都市券100円×5枚)」を受け取りました。働くことの対価を手にした喜びとともに、保護者の方々への感謝の気持ちもより一層強くなったのではないでしょうか。
受け取った都市券で、さっそくエレキットを購入して帰る子も多く見られました。子どもたちの教育と合わせて、経済的な波及効果も感じる結果となりました。

今後に向けて

イベント終了後には、保護者の方から社員採用に関する質問を受ける場面もあり、地域とのつながりを実感する機会にもなりました。今後も、地域の活性化や子どもたちの教育に寄与できる取り組みには、積極的に参加してまいります。

 

 

 

 

 

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