まいどです、開発部のフヂです。 先週やっとかめ(久々)に名古屋に出張しまして、ほとんどの食事を大好きな「名古屋めし」で固めました。小倉トースト、天むす、きしめん、味噌きしめん、味噌煮込みうどん、味噌スパゲティ、味噌カツサンド、味噌コロッケ、手羽先・・・ ちょっと塩分摂り過ぎだぎゃあ!
それはさておき、いよいよTU-8300 ”TU-LAB”が本日(11/20)出荷開始であります!
そこで、説明書には載っていない、音には関係ない部分でのプチ裏技もリリースしたいと思います。 (なお、裏技につき自己責任にてお願い申し上げます。 <(_ _)> )
[照光式ボリュームツマミ]
1. ボリュームツマミは従来のTUシリーズのものと似ていますが、今回少し変えました。表面に小さな穴があり、裏側では大きな穴にしてLED取付可能にしています。
2. こんな形状のLEDが使えますが、右端のLEDはツバの部分がつかえて取付けできません。・・・が、その隣のようにツバ部分をヤスリで削れば取付けできます。 透明レンズのものは真正面から見るとやたらまぶしいので、拡散レンズのものがおすすめです。色はお好みで選べばいいですが、白色LEDではあまりに目立たないのでがっかりします。
3. LEDのアノード側になるべく細めのコードをはんだ付け。ショートしないようにチューブはかぶせましょう。
4. M2x5ビスかM2.3×5タッピングビスをツマミの裏の小さな穴に途中までねじ込み、隣の穴にLEDを差し込み、カソード側リードをビスに巻き付けてビスを締めます。もちろん、リードの余りはニッパで切ります。
5. コードを2~3周、トグロ巻きします。
6. ボリューム軸にツマミを取付けます。
7. コードの端に適当な抵抗(ここでは1kΩを使いました)をハンダ付けしてチューブをかぶせ、それを黄色の矢印のように最寄りの ”8.5V” ピンにハンダ付けして配線完了。 ところで水色の矢印の箇所に基板に穴があいていますが、ここにφ3のLEDを取付けると12AT7を足下から照光することも可能です。
8. 手元にオレンジ色の高輝度LEDがあったので、ためしにRchだけ取付けてみました。(配線は1kΩを入れ、”8.5V”と”GND”に接続。)
9. 電源を入れたらこんな感じです。12AT7は右側がオレンジのLEDを取付けた方です。
なお、ボリューム軸にLEDの電流が流れるのが気持ち悪い方は2本線で配線して、LEDの固定はネジではなく接着剤を使うと良いでしょう。 また、お好みに応じてフルカラー自動点滅LEDを使うのもいいでしょう。 ただ、点滅LEDはパルス(PWM)点灯なのでノイズが発生しそうでこちらのほうが気持ち悪いですが・・・
[ウォーミングアップタイマ時間変更]
TU-8300には、電源投入時にまずヒーター、フィラメントに通電し、約25秒後にB電源をジワッとソフトに通電するようなウォーミングアップタイマ機能が搭載されています。「 25秒もなくていいよ、かったるいよ」という方は、次の裏技で15秒に変更可能です。
10. ボールペンの先などを使わないと押せないようにしてある2つの「リミッターテストスイッチ」のうち、右側を押した状態で電源スイッチを入れると、15秒に設定変更されます。設定は不揮発性メモリに記憶されますので、次回からも15秒になります。元の25秒に戻したいときは、左側のテストスイッチを押しながら電源を入れます。ちなみに、両方とも押しながら電源を入れると5秒になります。通常は5秒では使用しませんが、回路のテストなどで何度も電源を入れたり切ったりする必要があるときには便利です。
昨夜キット屋さんから到着しワクワクしながら開梱
ズッシリしたトランスの重みにワクワクしています
今は説明書を熟読しているところです
キットの組み立ては始めての経験、他の方のお話を見ると
「音が出ない、部品が焼けた」のミスに対して
「説明書に詳しく書いてあったのに、残念」
と言うコメントが多々見られますので読み飛ばさないでイメージを描きながら読んでいます
早速の裏技発表・・・・真空管のLEDライトアップ、是非実行してみたいものです