2018年1月に発売となった真空管ハイブリッドポータブルヘッドホンアンプTU-HP03。リリース以来各方面の方々に大変ご好評いただいております。今回はその「評価」の内容について、いくつかご紹介したいと思います。
まずは、販売店様、メディア関連のレビューをご紹介します。
発売数日前にe☆イヤホン様のサイトで初めてのレビューが公開されました。
e☆イヤホン様のレビュー
http://e-earphone.blog/?p=1262094
デフォルトのOPAMP、JRCのNJM2114DDにて、「スッと聴きやすい音質に変化させてくれるナチュラル系アンプ」との評価をいただきました。
また、先月HEAD bankサイトでもレビューが公開されました。
HEAD bankサイトのレビュー
http://head-bank.com/tu-hp03-review/
HP01、HP02との比較から、HP03を「エレキットのジンテーゼ的アンプ」という言葉で端的に表現してくださいました。
一般のユーザー様のお声をTwitterから拾ってみました。
まずは音質についてコメントいただいているものからご紹介します。
それぞれの機器の組み合わせについても要チェック!
とても参考になりますね。
TU-HP03
真空管ポタアンでありがちなマイクロフォニックノイズが感じられません。しかも無音時のホワイトノイズですら感じられません。またオペアンプをLRに配置してることの影響か駆動力が高くローゲインで少し回しただけで多ドライヤホンは十分鳴らせます。もちろんギャングエラーは発生せず。— あめびくす (@amebix8232) January 24, 2018
https://twitter.com/COL8t82gy88d1gL/status/957260255624183808
https://twitter.com/COL8t82gy88d1gL/status/956525651376332802
TU-HP03 + YSM-04/RS
この組み合わせ、最高です!
艶やかで瑞々しい中高音と締まってよくしなう低音が素晴らしい。
YSM-04/RSは感度が高いのでホワイトノイズが気になるのですが
TU-HP03ではほとんど気にならず、音の響きや透明感、分離感がさらに増しているように感じます。 pic.twitter.com/0yHJt34RfF— ymir (@ymir4126) January 26, 2018
TU-HP03 + ANDROMEDA CK
感度の高いイヤホンに真空管アンプを組み合わせられるのがとても嬉しい。 pic.twitter.com/8jxdemmrgo— ymir (@ymir4126) January 31, 2018
つぎに、各種OPAMPによる音質の比較について触れているものをご紹介します。
TU-HP03のオペアンプを交換してみました。
標準のNJM2114Dに比べてMUSES02は解像感も密度感もマシマシで濃いめの音になりました。
ハキハキした音だけど温度湿度高めって感じです。
もう一つのOPA2604APは少し高音寄りで音の響きや余韻が美しく
しっかりした音ですが空間の拡がりを感じやすいです。 pic.twitter.com/jUeaYAASh2— ymir (@ymir4126) January 28, 2018
TU-HP03 + OPA2107AP
音圧がほんの少し控えめになったおかげで見通しがよくなり
音に色気があり線も細くないのですが、音の拡がりや響きなど繊細な印象も感じやすいです。
諸々のバランスがとても良く、かなり好みの音になりました。 pic.twitter.com/hmE4vIDzky— ymir (@ymir4126) February 9, 2018
TU-HP03で遊ぶ用のオペアンプ届いた!
OPA2134PA
OPA2604AP
MUSES8920D
今はMUSESに変えて視聴中!
低音がまして細かくなった感じ!— kozypuni こじさし (@kozypuni) February 7, 2018
OPAMP交換、皆様楽しんで下さっているようですね!
以前限定で発売したTU-HP01向けのOPAMPセットに入っていたMUSES8820やNJM2114など、2月のポタ研でもいくつかご試聴いただきましたが、TU-HP03との組み合わせで社内で試した中で一番好評だったのはJRCのMUSES02。透明感のある響きは群を抜いています。また、コスパの良さではBBのOPA2604が一押しです。
基本的にはオーディオ用のOPAMPをお勧めしますが、ユーザーの中には計装用のOPAMPを好んで使われる方もいらっしゃるようです。お好みの音を求めて、是非色々なOPAMPを試しいただければメーカーとして嬉しいです。
総じて、TU-HP03については真空管的な音の響きの美しさに、低ノイズ、解像度の高さや透明感について高評価をいただいていると感じました。
今後は海外のオーディオサイトでもレビューを予定しておりますので、そちらも順次ご紹介していきたいと思います。ご期待ください!
バランス出力への改造は出来ないのでしょうか?
同じヘッドフォンやインナーイヤホンでも、アンバランスからバランスに変えて聴いた瞬間の臨場感、セパレーション感は真空管ではどうなのか体験してみたいです。
8150や8500でもオペアンプ交換して楽しんでいますが、真空管ポタアンではバランスを楽しんでみたいです。
おがさわらたけし様
TU-HP03のバランス出力への改造とのことですが・・・
申し訳ありません、できません。
TU-HP01ではデュアルオペアンプ 1個に左右の音を入れて増幅していましたが
TU-HP03では左右にデュアルオペアンプを1個ずつ使用することでオペアンプ
の中でのクロストークの発生を無くしたためTU-HP01に比べると音の広がり、
音場を広くすることができています。
バランス出力にすることで共通インピーダンスが減り、更に音場が広がること
は分かっているのですが商品化となると色々とハードルの高い部分があります。
次期ポタアンとなるとバランス出力を考えないといけないですね。
温かく見守ってください。よろしくお願いします。
営業部 まさ
まさ さま!
なるほどなるほど
インピーダンスと音場の関係→勉強になります。
バランス出力のポタアン、期待してます!!
その時は2.5ミリ4極の対応もお願いします。