平成20年8月23日(土)に、「エレキット夏休み工作教室」を開催しました。地域貢献事業として2002年から開催しており、今年で6回目となります。イーケイジャパン主催。 九州国立博物館、青少年アンビシャス運動推進本部、太宰府天満宮、太宰府市教育委員会 後援で、九州国立博物館の研修室を利用しての工作教室です。主に市内の子供を対象にしており、約60名の参加がありました。
工作したのは「牛乳パックソーラーカー」です。ボディーに牛乳パックを再利用して、ソーラーパワーで動くのはもちろん、乾電池パワーでも動かすことのできる、ハイブリッドタイプです。
工作の前には、環境問題やエネルギー問題に触れながら、未来のエネルギー源である太陽電池について簡単な説明と実験を行いました。難しい用語もあったのですが、子供達は一所懸命聞いてくれました。
工作では、普段は行わないようなギアの組み立てや、配線などに苦戦していましたが、全員無事に完了。
この日はあいにくの曇り空で、太陽の下でビュンビュン走らせることができず、室内に用意した電灯での動作確認になってしまったのですが、子供達は自分で作ったソーラーカーが動き出すのを見て、太陽以上に明るい表情を見せてくれていました。
参加してくれた子供達の中から、未来の技術者が生まれるといいなと思っています。
また来年も、たくさんの子供達に工作の楽しさを伝えていきたいと思います。
