皆様こんばんは。
新入社員のショーです。
ジャーン!
これは9月16日発売の新商品、
ハイブリッド真空管アンプ(TU-H82)です。
先ほど工場で生産されてきたもので、出来立てアツアツです!
エレキットの真空管アンプキットは、箱が”ザ・輸送用”
というものが多いですが……
今回はとても綺麗なパッケージになってます。
では、早速開けていきましょう!
中身はこんな感じです。
輸送時の破損を防ぐため、丁寧に梱包して出荷をしています。
中央の黒い箱が真空管です。
自分で取り付けるのが楽しみですね~!
組立はとてもカンタンで、付属の六角キーレンチと
ラジオペンチだけで作れます。
六角キーレンチが付属しているのは重要ポイントでしょう!
これがこのアンプの心臓、真空管です。
electro-Harmonix社製 12AU7/ECC82が付属しています。
これまでのエレキットの真空管アンプシリーズでは
TU-8200やTU-875に搭載されている、おなじみの管球です。
ちなみにこの真空管、ギターなどのエフェクターにも使われているそうです。
普段愛用している某oom社の某9.1utにも搭載されてました。
背面はこうなっています。
端子類は金メッキ仕様!
金は錆びないので、家で使う際にとても重宝します。
また、スピーカーターミナルはバナナプラグ対応です。
色々なアンプで差し替えて楽しむとき、バナナプラグは便利ですよね。
もちろん、前面のヘッドホン・INPUT端子も金メッキ!
ちなみにヘッドホン端子にヘッドホンやイヤホンを挿すと、
自動でスピーカー出力がカットされます。
これが本当に便利。ヘッドホンをつけちゃうと
スピーカーから音が鳴ってるか分からなくなるので、
自動でカットしてもらえるのは助かります。
取り付け終わったら、ケースに組み込みます。
今回は説明書をじっくり読みながら、
大体30分程度で完成させることができました。
ちなみに、フロントパネルがリバーシブルになってます!
こういった仕様は、TU-H80の後継機らしさを感じますね。
表のネジを4本外すだけで切り替えられるので、
組み合わせるスピーカーやシチュエーションによって
つけかえるなんてことも出来ちゃいます。
ボリュームは電源スイッチを兼ねていて、クリック感があります。
裏面に電源があると手を伸ばさないといけないので、手前にあると快適ですよね。
電源を入れて少し待つと、明るく輝き始めました。
しばらく経つと、真空管が人肌ほどに温かくなってきます。
(ヤケドするほどは熱くならないように設計されています。)
今回は、某PhoneにDockケーブルを繋ぎ、
ヘッドホンで聴いてみます。
1時間ほど試聴してみましたが、
ギターの刻みやシンセのトーンが心地よい距離感で聞こえ、
ベースやキックがはっきり聞き取れます。
普段聞いている環境では比較的中~高音域ばかりに意識がいきますが、
この真空管アンプでは、低音の輪郭がはっきりしています。
それぞれのパートが独立しながらも、曲としての調和が感じ取れました。
また、全体的にふんわりとした耳当たりで、
集中して試聴した後でも、全く疲れていないことに驚きます。
身長150cmの女性が持っても、このサイズ!
真空管と半導体のハイブリッドアンプ”CUBIC kit”は、
現在好評予約受付中です!
9月16日から出荷開始いたします。
う~ん、真空管とチップ部品ですか。同居してるのを初めてみました。自分は、仕事で毎日チップを触っているので、なんか不思議な感じです。このキット、きっといいと感じましたが、一ヶ所だけ不満があります。それは、電源SWとVRが一緒ってところです。必ずガリが出てくるはずです。それとも、ガリレス?? 電源SWとP.Lは必須だと思っています。真空管のヒーターが切れてたらP.Lに代わりになりませんからね。