今回は、はんだ付けをするときに「あ~、あるある!」と皆さんが頷くトラブルを解決する小ネタを紹介します。

今回使うのはこれ。さあ、一体どうやって使うのでしょう?
はんだ付けをするときって、皆さん大体こういうフォームで構えますよね?

右手にはんだごてを、

左手に糸はんだを。

さあ、はんだを部品につけるぞ…

あららー、はんだごてで触ると部品がコロコロ転がって、うまくはんだ付けできない…
「部品を持つ腕がもう一本欲しいな~~~!!!!!!」
そう思ったことのある方もきっと多いことでしょう。
電子工作をする人なら必ずと言っていいほど経験したことがあると思います。
残念ながらここで腕を新たに身につける術をお伝えすることはできませんが、皆さんが持っている工具を一工夫すれば部品をうまく固定することができます。

今回使用する工具は「ラジオペンチ」です。
これに一手間加えて、手を使わずに部品を掴めるようにします。

まずはラジオペンチについているバネを取り外します。

ここで登場するのがこの「輪ゴム」。

ラジオペンチの持つグリップの部分に輪ゴムを巻きます。

先端に部品を挟むと、あら不思議!
輪ゴムの力でラジオペンチが部品をしっかりと挟んでいるのです。

これで3本目の腕がなくても部品をしっかり固定できます。うれしいね♪

ケーブルの先端をはんだでめっきするときも楽ですね!
今回DIYしたラジオペンチを使ってはんだ付けする手順は↓こんなかんじです。

キレイにはんだ付けできました!
はんだ付けなどのような作業をしているときに「あ~、こんなのあったらな~」とか思ったときは、一度身の周りのものを見回してみると、もしかしたら何か解決できるものがあるかもしれません。
”工夫すること”を楽しみながら電子工作をしてみるのもいいですね♪



