レポート

【エレキットのロボット・プログラミング教室】ファイナル・プレゼンテーションをレポート!

これまで4回にわたり行ってきたロボット・プログラミング教室が6/29(土)にいよいよ最終回を迎えました。

これまでに学んできたロボットプログラミングの知識やスキルを総動員して自分で選択した課題に挑戦していきました。

 

課題設定

設定された課題は4つです。

  • 課題A. 「観光案内ロボット」をプログラミングしよう
  • 課題B. 「パトロールロボット」をプログラミングしよう
  • 課題C. 「お買い物支援ロボット」をプログラミングしよう
  • 課題D. 「○○ロボット」をプログラミングしよう ※自由課題

 

ここでは、課題A. 「観光案内ロボット」について詳しくご説明しましょう。設定されたコースは下図の通りです。

 

課題A. 「観光案内ロボット」をプログラミングしよう

 

このコースに対して、次のクリア条件が設定されています。

スタート地点は右図の「空港」から

1ヶ所以上の「観光地」を通って、

途中の2箇所の交差点で、それぞれ1秒間停止をして、

「宿」へ入る

の全てを満たすとクリアとなります。順番は問いません。

 

プログラミングのコツとしては、交差点では左右の光センサーがどちらも「黒」となるため、2つの交差点に進入した際にどちらの方向に回るとゴールである宿にたどり着くことができるか考えることです。

 

これまで学んできたプログラミングの基本3要素、「順次処理」「くり返し処理」「条件分岐」を駆使して、うまくロボットを制御して課題をクリアできるでしょうか?子どもたちの挑戦がはじまりました。

 

準備

まずは本番に向けて、準備を行います。

これまでの教室で、KOROBO2のプログラミングはもちろん光センサのしくみや感度調整まで理解した子どもたち。もはやKOROBO2を手足のごとくコントロールしていきます。それでも、コース内に設定された障害物をクリアしたかに見えても、「障害物にひっかかることもある」と、完全クリアにはならない可能性があります。障害物を完全に避けられるようになるまで、何度も何度も試行錯誤を繰り返します。

 

 

あわせて発表の準備にも余念がありません。予め用意されたワークシートにプレゼンテンテーションのシナリオを書いていきます。

 

プレゼンテーションの台本

 

 

スペシャルゲスト

この日はふたりのスペシャルゲストにも参加いただきました。久留米工業高等専門学校技術職員の屋並陽仁先生と同校OBで現在川重テクノロジー株式会社で現役エンジニアとしてご活躍されている貞島聖弥さんです。

ロボットプログラミングを学ぶ参加者の皆さんにとっては憧れの存在。休憩中にも「小学校のときに好きだった科目は何ですか?」など様々な質問が飛んでいました。子どもたちからの質問に、ひとつずつ丁寧に答えてくださった貞島さん、ありがとうございました!

 

 

ファイナルプレゼンテーション

自分で選んだ課題を、どんなところに工夫してプログラミングしたのか、事前に書き上げた台本をもとにプレゼンテーションしました。人前でお話するのは緊張したことと思いますが、自信満々にプレゼンテーションする子どもたちはとても頼もしく見えました。

その後、自分でプログラミングしたKOROBO2を各自の課題に合わせたコースで走行実演します。

 

 

プレゼンテーションや走行実演の様子を保護者の皆さんも固唾を飲んで見守ります。また、全5回の教室を共に学んできた同級生の実演を見守る子どもたち同士の真剣な眼差しも印象的でした。

 

 

講評

久留米工業高等専門学校屋並先生から、講評をいただきました。

屋並先生は同校のロボコン部の顧問をやっておられます。ロボコン参加までの半年間にも及ぶ製作過程をご説明いただきました。アイデアからロボットが作られていく様はまさに試行錯誤の連続です。こうしたロボット製作の試行錯誤のプロセスを踏まえて、こんなお話をしていただきました。

 

「知っていること」と「できること」の間には大きな隔たりがあります。また「できること」と「100%できること」との間にも大きな隔たりがあります。その隔たりを埋めるのは試行錯誤に他ならず、今回皆さんが学んだ試行錯誤のプロセスは今後も大事にして欲しいと思います。

そして、自分で新しいものを作ったら、それをまわりの人に「説明する」努力をしてほしい。プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力と言ってもいいかもしれませんが、ものづくりの現場では基本となる考え方です。新しいことを思いついたり、作ったりしたら必ずまわりの人に説明してください。

 

 

修了証授与

最後に無事ファイナルプレゼンテーションを終えた子どもたち全員に当社代表取締役社長から修了証が授与されました。どの参加者もとても誇らしそうに修了を喜んでいました。

 

 

おわりに

当たり前ですが、今回のプログラミング教室に参加したからといって将来プログラミングをするエンジニアにならなければならないということはありません。もちろんエンジニアになることも選択肢のひとつですが、それよりもこの教室で学んだ考え方をいろいろな場面で実践していってほしいと思います。

今回のプログラミング教室ではロボットがうまく動作できる状態にするためにプログラミングでたくさんの試行錯誤をしました。人によって、将来なりたい職業は、スポーツだったり芸術だったりと十人十色だと思いますが、今回の教室のように試行錯誤することを続けていれば、どんどんスキルアップしていったり、それが周りから評価されるようになれば好きなことを仕事にすることもできたりするかもしれません。

エレキットは今後も、ロボットプログラミング教室などを通して様々な場所に「放課後の子どもの居場所」を作っていきたいと考えています。現在改装を進めている当社社屋や様々な地域で教室を開催し、たくさんの子どもたちが集まる場を作り、さらに教室を卒業した子どもたちも自然と各々のロボットを持ち寄って一緒にものづくりを楽しむような、そんな居場所づくりに取り組んでいきたいと思います。将来は、地域や世代を超えたロボット競技会を開催するのも面白いかもしれませんね。

 

参加者の皆さん、おつかれさまでした!そしてありがとうございました!

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