プログラミング教育 レポート

プログラミング・フォロを使ったワークショップを開催しました

去る10月19日(土)に、イーケージャパン社屋の改装オープニングイベント「わくわくマンス」の1コマとして、プログラミング・フォロを使ったプログラミング教室を開催しました。

 

 

9月末に改装が終わり新しくなったエントランスには、ワークショップスペースを設けていて、イベントにはもってこいの環境です。
今回は1コマ120分で、午前1コマ、午後1コマの計2コマの教室を実施し、小学生の親子にご参加頂きました。

プログラミング・フォロとは

教材となるプログラミング・フォロは、人気のロボット「フォロ」をベースとして、プログラミングができるように改良されたロボットで、フォロの兄弟機にあたります。親しみやすい外観や、6足歩行・360°旋回など、コミカルで興味深い動きはそのままに、本格的なロボットプログラミングに取り組めるようになっています。
エレキットのプログラミング商品ではおなじみのPaletteIDEというアプリを使い、ビジュアルプログラミングを行うのですが、 開発に携わったエンジニアが講師役となり、子供達にプログラミングの基礎を伝えていきました。

基本操作を学ぼう

まずはプログラミング・フォロの基本的な動作の確認のため、電源を入れて実際に動かしてみます。プリセットで「追跡モード」「探索モード」の2つのプログラムが入っているので、パソコンが無くてもとりあえず動かして遊ぶことができます。
動作確認ができたところで、前進や後退など、基本的なアイコンの説明からスタート!
いよいよ実際にプログラムを組んでいきます。
例えば下の画像では、「前進」を「3.0秒継続」、つまり「3.0秒前進する」というプログラムになっています。専用アプリのPaletteIDEは、Windowsタブレットのタッチパネルに対応しているので、前進や後退などの命令アイコンを、ドラッグ&ドロップで並べていくだけで直感的にプログラミングできるのが魅力です。
プログラムが出来たら、ロボットに転送するためにUSBケーブルで接続。
書き込みボタンを押すと、プログラムデータが転送され、マイコンに上書きされます。
そしてプログラム実行ボタンを押すと、自分で組んだ命令どおりにロボットが動き出します。
はじめは「こんなときはどうしたらいいの?」と質問が出ていましたが、子供達の吸収力は想像以上で、プログラミング操作もあっという間に自分のものにしていました。

LEDで表情を自由に表現しよう

ひとしきりロボットを動かしてみたら、今度はLED表示のドットマトリクスを使ったプログラミングにチャレンジ。
プログラミング・フォロの頭部にある 8×8ドットの LED表示部には、ひらがなやカタカナに加え、簡単な漢字を表示することができます。
子供たちは自分の名前を表示させたり、セリフを表示させたりしながら楽しんでいました。
ワークショップの後半は、LED表示部を利用したアニメーション作りにチャレンジ。
複数枚の絵をつなげて連続表示させることで、パラパラ漫画のようにアニメーションを表現します。
参加者たちは、思い思いのアニメ作品を作っていきます。今回は保護者にもご参加頂いたので、親子で「あーでもない、こーでもない」と言いながら和気藹々とした雰囲気だったのですが、子どもたちの集中力が高まり夢中になってくると、賑やかだった教室が次第に静かに。
出来上がったアニメを見てみると、中にはテトリスのゲーム画面を再現した子供がいたりして、想像以上の作品が生み出されていました。子供向けのワークショップはこれまでに何度も行なっていますが、子供達の豊かな表現力には毎回驚かされます。

正味90分程度のコンテンツでプログラミングの基礎の基礎をご体験頂きましたが、プログラミング・フォロの機能性のおかげで、プログラミングが初めてという子供達でも楽しく学べるワークショップになりました。

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